最も効果的な親子レッスンとは?
「0才から英語」も当たり前になってきた昨今、親子で参加する英語レッスンも一般的になってきました。
スクールにもよりますが、だいたい0~3才ぐらいまでは保護者同伴が一般的です。もちろんお子さんが不安がらないように親が付き添って受講するという目的もあるのですが、実は、親子レッスンにおける保護者の役割は、「ただの付き添い」で終わらせてはいけません。
親子レッスンにおける保護者の役割って?
いもと英会話スクールの親子レッスンは主役はママ(保護者)だと考えています!
と、語りだすと長いですが、(笑)私井本は、親子レッスンには並々ならぬ想いとこだわりを持っています。
ママによっては、「親子レッスンにおいて、自分の立ち位置がよくわからない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
例えば
- 先生が”Please repeat."と言ったとき、自分もリピートすべきなのか。(発音には自信がない)
- ゲームをするとき、子どもに参加させたいけれど、自分はどの程度関わっていいのか。(あまり口出ししたくない)
- 先生の方が英語の専門家だから、自分は黙って見守りに徹するべきだろう。(レッスンはあくまで先生と子どもでやるもの)
などなど。ママが迷うのはこういう構図をイメージしているからだと思います。
しかし!これではせっかく早期から始めた英語のレッスンも効果半減。
私はママ(保護者)にしっかり参加してもらうレッスンの方が効果が上がると考えています。
最大限の効果を狙うならママは積極的に参加すべき!
ママ(保護者)が全く英語に自信がないとしても、親子レッスンを最も効果的に受けるために、ぜひママは積極的にレッスンに参加してください。
その理由は3つあります。
- 子どもの気持ちがわかる
- ママが英語への自信をつけられる
- おうちでママがレッスンを再現できるようになる
理想のイメージとしてはこのような感じです。
1.子どもの気持ちがわかる
もしあなたが英語はあまり得意ではないとして、付き添いでいった親子レッスンで、「お母さんももっと大きな声で英語で話してください。」といわれたら?恥ずかしかったり、戸惑ったり、しませんか?
それ、お子さんも全く同じ気持ちかもしれません。親は我が子がもじもじしていると、簡単に「もっと大きな声で話なさい」と言いますが、だって、そりゃあ恥ずかしいですよ。ママも、先生も、お友達も、みんな見ているんですから。
ママが積極的にレッスンに参加するということは、ママも勇気を出して英語を話すということです。ママは英語の専門家ではありませんが、その分、お子さんの気持ちを一番理解できる存在であって欲しい。そいういう思いもあり、いもと英会話スクールの親子クラスでは、ママにも積極的にレッスンに参加してもらっています。そのほうが、お子さんの気持ちにずっと寄り添えるようになりますよ。
2.ママが英語への自信をつけられる
よく、「私の発音はきれいじゃないから、私が子どもに話しかけないほうがいいんじゃないですか?」と言われます。
とんでもない!私が出会ってきたママたちはのべ1000人を超えますが、「この人は子どもに英語で話しかけないほうがいい」と思った人は一人もいません!みなさん合格点です!(ネイティブ発音信仰が強い日本では、この発音コンプレックスは結構根深いのですが、世界的に見れば、日本人の英語もちゃんと伝わるレベルです。詳しくは「私の発音でいいんですか?」の記事をご覧ください)
最初は恥ずかしくても、親子レッスンで積極的に英語を口にしていると、だんだん慣れてくるものです。
ママ自身が、「私の英語でも十分いいんだ!」と自信をもってもらうことが、その後のお子さんの英語教育にとっても大事だと考えています。
自信をもって英語を話すママの姿は、お子さんにとって一番身近な憧れになるからです。
3.おうちでママがレッスンを再現できるようになる
はっきり言って、0歳から英語を始めたとしても、週1回の親子レッスンでは英語はペラペラにはなりません。
大切なのは「量」。子どもが英語に触れる時間が長ければ長いほど、英語を習得しやすくなるわけです。だからと言って毎日専門家のレッスンを受けさせるわけにもいきません。
だったらママがおうちで先生になればいいのです。
「専門家じゃないから無理」
「英語は苦手だから無理」
という意見もありますが、これは主婦にとって「料理」と同じ。主婦はシェフ(専門家)ではありません。主婦の全員が料理が得意ではありません。でも、毎日やっていたら、ちょっと得意な料理の一つぐらいできるかもしれないし、何より「それなりに慣れてくるもの」なのです。
ママが親子レッスンに積極的に参加することで、子どもへの英語での語り掛けに慣れ、英語の歌に慣れ、絵本の読み方を知り、なんとなくレッスンの真似事がお家でできるようになれば、大成功!(そしてこれは残念ながら横で見ているだけではできるようにはならないのです・・・。)
いもと英会話スクールの親子クラスが目指すところ。それは、「すべてのママがちょっとでも英語に自信を持ち、家庭で子どもと英語の絵本を読めたり、英語の歌を歌えるようにすること!」つまりは「ママのプチ先生化」です。
実例を見てみよう
スクールのインスタに投稿したこちらの動画。
こちらの親子はレッスン参加2回目です。
よく見てもらうと気づくと思うのですが、私(教師)はただ撮影して、"Good"とか言ってるだけなんです。
ママも決して英語を専門に勉強されたわけではないのですが、上手にお子さんに英語でお手本を示していらっしゃいます。
まさに理想の形です。
「親子レッスンはママが主役」という意味が分かっていただけたのではないでしょうか?
今から親子レッスンを探す方は、ぜひママが積極的に参加できそうな環境を見つけてくださいね。
そして、親子レッスンを受ける予定、受講中の方は、ぜひ恥ずかしがらずに積極的に参加して、ますますお子さんの英語力アップをサポートしてもらえると嬉しいなと思います。
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