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お家でできる子どもの語彙力アップ法5つ(前編)

簡単・楽しい!語彙力アップ法5つ(前編)


さて、前回(「英語の前に国語力を伸ばせって本当?」)に引き続き、今回は実践編(前編)です。

我が家には現在8歳と4歳の男児がおります。(普段は、この年齢の男児にはあるあるの、お下品ワード連発の我が家ですが、(笑))そんな私でもできる(?!)家庭での語彙力アップ法がこちら。

  1. 読書
  2. しりとり
  3. NGワードゲーム
  4. 食レポゲーム
  5. (おまけ)日本の色

3~5は後編でご紹介します。どれも簡単なものばかりです。肩の力を抜いて、各家庭に合った方法で、ぜひ今日から取り組んでみてください。

1.読書


子どもたちが新しい言葉に遭遇するのは、「聞く」「読む」を通じてです。自分で読める年齢の子どもには、たくさん本を読ませたい。また、自分で読めない幼児には、たくさん読み聞かせをしてやりたいものです。

 

とはいえ、忙しい親にとっては、寝る前の読み聞かせ時間は最大の苦痛でもあるかもしれません。(←大いに経験あり(笑))

私は字を読む元気がないときは、電気を消して素話をしていました。桃太郎やシンデレラのような自分がストーリーを暗記しているお話を自分の言葉で語る方法です。

 

ほかにも、料理中に電子レンジでチンする間に本を持ってこさせたり、(だいたいポテトサラダを作るときはジャガイモをレンジでチンするのですが、それがちょうど4分ぐらいなのです。ちょうど一冊分(笑))自分にとって負担の少ない時間の使い方や読み方があると思いますので、まずは一日の生活を振り返ってみて、ママ自身が「これならできる!」という時間の使い方や読み聞かせの方法を見つけることをお勧めします。別に本を読むのは夜じゃなくてもいいのですから。

 

一か月の読書量の目安は、我が家は小学生は月10冊、幼児は月8冊を目標にしています。

もちろんもっと読めるともっとよいとは思いますが、我が家はだいたいこれぐらいかな。

 

我が子の小学校では、図書館で一週間に2冊借りられるので、それが毎週で月に8冊、後の2冊は市立図書館に行って借りるようにしています。次男も同じく週に1冊保育園で貸し出しがあり、それが毎週で4冊、後の4冊は家にある絵本を繰り返し読んだり、図書館で借りたりしています。

 

別に毎回新しい本を読まなくてもよいのです。せっかく借りた本を子どもが興味を持たないことも多いです。(表紙の絵で選んだけど、中身が難しかったとか、字が多くて読む気がないとか。)そんなときは途中でやめても大いに結構。本は山ほどあるんです。自分の好きな本に出会うまで、気軽に借りては返すを繰り返せばよいと思っています。

 

 

2、しりとり


幼児も小学生も大人も楽しめる語彙力アップの遊び。道具もいりません。車の中で移動中にやることもありますし、調理中に、電子レンジがピーっと鳴るまでに言い終わること、など、制限をつけて遊ぶこともあります。ながらでできるのもママにとってはありがたい

 

難易度を上げるには、覚えるしりとり(「りんご」→「リンゴ・ごま」→「リンゴ・ごま・マカロニ」など前の人の分も言う)ジャンルしりとり(のりものだけに限るなど)もやります。

 

以前ポケモンしりとりを提案され、一番ポケモンに詳しくない私が、苦し紛れに、「み、み、みんなに愛されているピカチュウ」などと逃げたことがありますが、(母はピカチュウぐらいしか知らん(笑))こういうのもあり。

語彙力と表現力を磨く機会をいただいたということで、子どもに感謝しました。(笑)

さぁぜひ今日から皆さんも遊びながら語彙力アップにチャレンジしてみてくださいね。

3.~5.の続きは後編でご紹介します。