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ママの質問力

子どもの返事がそっけないのはママの責任?!

子どもが幼稚園や学校から帰ってきたら、すぐ聞きがちなのが、

 

「今日は幼稚園どうだった?」

 

です。

 

ちなみに私も聞きます。

たいていうちの子は

 

1.「楽しかった」(ならよかった)

2.「普通」(普通ってなに!?(笑))

3.「忘れた」(←!??答えるのめんどくさいんやろうな)

 

とかが返答として多いですかね。

決して褒められた回答ではないと思いますが、実際はこういう返事が多いんじゃないでしょうか。(特に男子!)

 

もっと具体的に、

「今日はね、〇〇くんと折り紙してね、恐竜を作ったのが楽しかった~。」

とか言ってくれると、親としては安心できるのでしょうが。

 

でも、そっけない回答が返ってくる原因はママの質問力にあるのかも。

今回はママの質問力について考え直してみたいと思います。

ママの質問力を上げるための簡単なコツ

コミュニケーション上手な人は必ず質問するのが上手です。質問の仕方次第で、「この人と話し続けたい」と思わせることもできます。

 

ママが質問上手になれば、子どもが集団でどう過ごしているか、よりわかるようになりますし、抱えている悩みにも早く気付ける可能性があります。また、子どもも質問上手、ひいてはコミュニケーション力の高い子になっていきます。

 

ここでは私が家で実践しているコツをお伝えします。ぜひお子さんと一緒に取り組んでみてください。

 

  • 帰宅直後の「どうだった?」はひとまず封印する

「どうだった?」は大人でも答え方が難しい質問です。いきなり、「このブログ記事を読んでどう思いましたか?」とか聞かれたら、「えーっと。。」となりませんか?子どもが適当に答えるのは、どう答えていいかわからないからという場合が多いのです。ということは、もっと具体的な質問に変えて、答えやすい質問から聞いてみるとよいです。例えば、「今日の給食は何だった?」「今日は誰と遊んだの?」などです。

  • 5W1Hを多用する

会話が温まってきたら、どんどん詳細を聞きだしてみます。その時に便利なのが、5W1H。「何」「誰」「いつ」「どこ」「なぜ」「どのように」などのいわゆる疑問詞ですね。「今日は誰と遊んだの?」「何をして遊んだの?」「なぜその遊びを選んだの?」など、疑問詞を駆使して質問を投げかけてみます。逆に「楽しかった?」など、Yes,Noのどちらかで答えられるような二者択一の質問は、親が一方的に質問するだけになってしまいがちなので、注意。(そして、「うん」と言われたらそこで会話が終わってしまう。)感情を聞きだすにしても、あえて、「〇〇くんとサッカーして遊んだんだね。その時どんな気持ちだった?」などと聞いてみると、子供の考える力もついてよりいい質問になります。

 

 

ゲームで質問力を鍛える

子どもと一緒に質問力を鍛えるためのゲームを紹介したいと思います。

  1. テーマを一つ決める(例)動物
  2. 1人がその中から「正解」を決める(例)正解:パンダ
  3. もう1人は「正解」にたどり着くために質問をする(例)その動物はどれぐらいの大きさですか?、何色ですか?、どこに住んでますか?など。
  4. 年齢によっては、質問は10個まで、答えを言うチャンスは3回まで、など、制限を設けるとよい

2年生の長男は一時このゲームにはまり、散々難しい「正解」を設定し、私を困らせてきましたが、おかげで私の質問力が鍛えられました(笑)

子どもと交代しながら、質問する側、答える側、両方やってみると面白いですよ。

始めは「何を質問したらいいかわからない・・・。」と言っていた子も、慣れてくると楽しくなります。

 

コツはやはり5w1Hを使うこと。「その動物は大きいですか?」よりも、「その動物はどれぐらいの大きさですか?」と聞くほうが正解に近づきやすいですからね。もっと言えば、「体長何メートルですか?」と聞くほうがいいかも。同じサイズを聞く質問でも、より具体的な答えを引き出す質問はどんなものか、を考える練習にもなります。

質問力は一度身につけたら一生役に立つ!

ほとんどの親が、我が子には、一生役に立つスキルを身につけさせたいと思うもの。

人は死ぬまで質問し続けますから、(自問自答も含め)質問するスキルというのは、一生役に立つスキルです。

小さいころからの、ママの質問の積み重ねは、将来大きな違いを生みます。

まずはママたちが自分の質問力を振り返り、子どもと一緒に伸ばしていこうと意識することが大切です。

 

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